ギターを弾く前に必要なことがチューニングです。チューニングとは、ギターの音を正しい高さに合わせることです。チューニングの方法はエレキとアコギで共通です。
ここでは、チューニングの中で一般的な「レギュラーチューニング」について紹介していきます。
チューニングはギターの基礎中の基礎なので、必ずできるようにしましょう。
この記事を読むと分かること
- チューニングに必要なもの
- チューニング方法
- 音程の覚え方
ギターのチューニングに必要なもの
ギターのチューニングには、チューナー(ギターをチューニングする機器)が必要です。ギターのチューナーはエレキとアコギで共通です。
チューナーは様々な種類がありますが、クリップ型チューナーが人気です。
私は3年くらいこのクリップ型チューナーを使用していますが、1度も壊れたことがありません。1個1,000円程度で販売されているので、必ず揃えるようにしましょう。
そのほかにもギターのチューニングアプリもあり、チューナーがないときなどに便利です。
ギターのおすすめチューニングアプリの使い方を徹底解説ギターのチューニングをする前に
ギターは上の写真のように弦の位置が決まっていて、ギターの弦が太い方からだんだん細くなるように並んでいます。ギターは6弦、5弦、・・・、1弦とチューニングを行います。
6弦からチューニングをするのは1弦が最も細いため、チューニングが狂いやすいからです。
また、弦の張りを調整するものはペグと呼ばれて、ペグを回すことでチューニングを合わせることができます。
ギターのチューニングをするとき、開放弦(指で弦を押さえず音を出すこと)を合わせる必要があり、以下のように各弦の音を合わせます。
各弦の音
- 1弦・・・E(ミ)
- 2弦・・・B(シ)
- 3弦・・・G(ソ)
- 4弦・・・D(レ)
- 5弦・・・A(ラ)
- 6弦・・・E(ミ)
ギターの開放弦を一々調べることも面倒なので、必ず覚えておきましょう。私が色々覚え方を調べたときに、一番覚えやすかったものを紹介します。
色々な教則本に音の覚え方が紹介されているので、覚えやすい方法で覚えましょう。
ギターのチューニング方法
クリップ型のチューナーのチューニング方法について説明していきます。
弦を指で鳴らすと、今の音程がチューナーに表示されます。6弦の場合、チューナーに表示される音程がEの音に合うようにペグを回します。
チューナーにEの音が表示され、ランプが真ん中にくるように合わせられれば大丈夫です。
チューニングは、弦を緩めた状態から締めるように合わせましょう。弦を締めた状態から緩めていくと、チューニングが狂いやすいので、注意してくださいね。
同様に5弦、4弦の順にチューニングを合わせていきます。注意点として他の弦と音が混ざらないように1つの弦が終わったあと、弦を振動を止めてから次の弦をチューニングしましょう。
再び6弦から1弦までチューニングを行います。2度チューニングするのは1弦までチューニングしたあと、最初にチューニングした弦の音程が狂っているからです。
2度チューニングすることで音程がとても安定します。
まとめ
ギターのチューニングには、チューナーがを持っていない方は必ず揃えましょう。最初はチューニングに時間がかかるかもしれませんが、慣れれば1分以内にできるようになります。
これから何度もチューニングをすることになるので、各弦の音(EADGBE)は覚えておくと便利です。
チューニングはとても音程が狂いやすいので、練習前に必ずやるようにしてくださいね。